先日、飛騨市長である都竹淳也氏と面談を行いました。

飛騨に住まう1人の学生として、地域の未来や、私たち若者が地域で活動する意義について、直接お話を伺う貴重な機会をいただきました。

今回は、その中で特に印象に残ったことと、これから燈Labとして取り組んでいきたいことをお伝えします!

人口が減っても、人がつながる「にぎやかな過疎」へ

特に印象的だったのは、人口減少を前提としたまちづくりという考え方です。

人口減少を止めることだけを目標にするのではなく、その現実に向き合った上で、地域内外の人々とのつながりが生まれるまちをつくる。訪れる人も、住む人も元気になれる、そんな「にぎやかな過疎」を目指しているというお話を伺いました。

市長のご実家である自転車屋さんには、ふらっと立ち寄り、会話をしていく人たちがいたそうです。単に買い物をする場所ではなく、人が集まり、関係性が生まれる場所。そのお話から、まちのにぎわいは、人の数だけでは測れないのだと感じました。

私自身、飛騨で活動する中で、地域活性化とはそもそも何なのかを日々問い続けています。今回のお話を通じて、人が関わるきっかけをつくり、そのつながりを育てていくことの大切さを、改めて認識しました。

未知の課題に向き合い、自分にできることから動く

もう1つ強く印象に残ったのが、未知の課題に対応できる人材を育てるというお話です。

人口減少社会では、課題は固定されたものではなく、次々と新しい問題が生まれます。だからこそ、知識を身につけるだけでなく、その時々の状況に向き合い、周りの人と協力しながら行動できる力が必要なのだと学びました。

学生に期待することについても、最初から完璧な成果を出すことより、自分にできることを見つけ、挑戦してみる姿勢を大切にされていました。中学生が高齢者のゴミ出しを手伝う事例も伺い、小さな行動にも、地域を支える確かな価値があるのだと感じました。

何か大きなことを成し遂げてから関わるのではなく、今の自分にできることから始めていい。そのお話は、これから活動を進めていく私にとって、大きな励みになりました。

「ひだコネクト」で、地域が求める情報を届けたい

面談では、燈Labのローカルメディア事業「ひだコネクト」についてもお話しし、挑戦を後押しするお言葉をいただきました。

そこで大切にしたいと感じたのが、発信する側が伝えたいことだけでなく、読む人がどんな情報を求めているのかを考えることです。

例えば、今日ランチを食べられる場所や、お店のこだわり、店主の思い。身近にある情報でも、それを必要としている人に届くことで、まちを歩いたり、お店に立ち寄ったりするきっかけになります。

また、食についてのお話では、とんちゃんや漬物ステーキ、こも豆腐など、地域に根づく食文化にも話題が広がりました。飛騨に暮らす人にとっては当たり前でも、外から来た私たちには、新鮮で魅力的に映るものがたくさんあります。

そうした日常の魅力や、その背景にある人の思いを、地域の方との対話を通じて知り、届けていきたい。「ひだコネクト」や「つなぐごはん」を通じて、自分たちにできることがより具体的に見えてきた時間でした。

人が関わりやすい地域をつくるために

今回の面談を通じて、単発のイベントや情報発信で終わらせず、地域に価値を生み出し、多くの人が関わり続けられる仕組みを考えることの重要性を、改めて感じました。

まずは、自分たちにできることから小さく実行する。そして、地域の方と対話し、学びながら、活動をより良いものにしていく。

これからも飛騨市の皆さまと接点を重ねながら、燈Labとして、人が関わりやすい地域をつくる挑戦を進めていきたい!と考えております。

都竹市長、貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました。

今後の燈Labの活動も、ぜひ応援していただけたら嬉しいです!